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今だから観たい‼!『ロード・オブ・ザ・リング』

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作品情報

2001/178分

原作:J・R・R・トールキン指輪物語
あらすじ
舞台は、遥か昔の中つ国。闇の力を秘めた指輪を手にしたホビット族のフロドをはじめとする9人の旅の仲間は、指輪を狙う悪の冥王サウロンの追手から逃れて、指輪を破壊する為に息をつかせぬ壮大な戦いのドラマを繰り広げる。そしてこの冒険は、かつてない感動のクライマックスへの導かれる…。(以上Amazonより。) 
予告編
ロード・オブ・ザ・リング』と『ハリー・ポッター
僕がちょうど物心つき始めた時、すでに「ファンタジー魔法映画」の派閥は大きく二つに分かれていたと記憶しています。それは、『ハリー・ポッター』シリーズと、『ロード…』シリーズ。僕は理由もなく『ハリー…』派だったので、『ロード…』シリーズは一切観ずにこれまで来たんですが、周りの同世代(20↓)に聞いてみても意外とこの映画を知らない人が多かったんですね。不思議だったんですけども、今回初めて観て、『ハリー…』と『ロード…』の支持層が違う理由がはっきりわかりました。
まずは『ロード・オブ・ザ・リング』を楽しむポイント
『ロード…』を楽しむポイントって、人間、ホビット、エルフ、ドワーフ、それぞれの民族同士のせめぎあいなんですね。指輪を得ることで自分たちの民族は強くなることができるという「欲望」。そして、その欲望の塊のような指輪を持っているのが一番弱いホビット族。その気になればすぐに殺して指輪を得ることができる。だけどやらない。それをやってしまったら指輪を作った冥王サウロンの思うツボだから。特に人間なんかは冒頭で”彼らは何よりも権力を欲する種族”とか言われちゃってますからね。民族の秘密会議のところでも欲望丸出しで指輪を狙ってましたから。この映画にはわれわれ人間に対する戒めみたいな意味も込められているわけです。そんな人間だからこそ、指輪をめぐる物語がより面白く理解できるというわけです。
 
主人公は「指輪」⁉
では、本題である『ハリー…』と『ロード…』の支持層が違う理由ですが、それは主人公が人間か物かというところにあります。『ハリー…』はハリー・ポッターという一人の人間を通して映画の世界を体験するので、スッと映画の世界に入り込むことができます。一方、『ロード…』は確かに指輪を持ってしまったホビット族のブロド・バギンズをメインに撮られてはいますが、あくまでもカギとなるのは指輪です。僕たちは指輪を通して人物の心の揺れであったり、覚悟であったり、そういったものを感じ取るわけですから、『ハリー…』のときとは違って、より一歩引いたところから映画を観る構図になります。そして、この「指輪を通して作品を観る」ことにより『ロード…』の歴史が大きく動く様子を、ある特定の視点からではなく客観的に見ることができる効果を与えることになるわけです。ただ、それぞれの指輪に対する思いが違いますから、そこら辺はいちいち自分で読み取ってあげる必要があるわけです。それができる人は楽しめるし、できない人は『ハリー…』が好きになるんでしょうね。だから、どっちも好きっていう人レアケースだと思いますよ。
 
だからこそ頭を空っぽにして観よう!
まあ、この映画3時間くらいありますから、頭空っぽにしてみるのが正解だと思いますよ、やっぱり。映画をより分かろうとして頭を使うのもいいですが、さすがに3時間ともなると疲れちゃいますからね。ガンダルフってダンブルドアとキャラかぶってんじゃん」とかツッコミながらが一番楽しいこういう映画の見方なのかなと思います。