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今だからこそ観たい『復讐するは我にあり』

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作品案内
1979/
監督:今村昌平
あらすじ
九州、浜松、東京で5人を殺し、史上最大の重要指名手配をかいくぐり、様々な変装で詐欺と女性関係に明け暮れた犯罪王の生き様を描く、佐木隆三直木賞受賞小説を今村昌平監督がエネルギッシュに映画化した作品。(以上Oriconより。)
予告編
復讐するは我にあり”とはどういう意味?
多くの人がこのタイトルを見て、「俺が復讐してやる!」という意味なんだと考えてしまうんですけど、それは間違いなんです! 実はこの言葉、聖書からの引用なんですね。
”復讐は私のすることである。私自身が復讐する”
訳がタイトルと少し違いますが、新約聖書の同じ部分。ローマ人への手紙12章の19節からの引用です。ここにおける「私」とは「神さま」のこと。つまり「悪いことする奴は私が懲らしめるから、お前たちは何もするなよ」という意味なんですね。日本人って意外と聖書読んでない人多いんで、こういう変化球なタイトルがたまにくると、間違った解釈しがちです。教養という意味でも、一度読んでみてはいかがですか?
これは『キャッチミー、イフユーキャン』を100倍濃くした映画だ!
いやぁ、圧巻ですね。約2時間30分。この作品には原作がありますし、その原作にもモデルになった実際の事件があったわけですから、話の展開というよりは演技に注目して観た映画だったんですが、いやぁ、土門拳三國連太郎のコンボは濃ゆいですよ! 逃走劇ということでディカプリオとトム・ハンクスの『キャッチミー イフユーキャン』を思い出さずにはいられませんでしたが、土門、三國の前ではディカプリオ、トム・ハンクスも霞ます! とにかくネチネチと土門拳の逃走劇を、別れ、愛、家族といったようなテーマと絡めながら繰り広げていくこの作品には脱帽ですね。
 『キャッチミー…』に少し物足りなさを感じた人にはぜひおすすめしたい作品です!
 

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