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今だからこそ観たい”御家騒動推理映画”

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犬神家の一族』(1976)
こんにちは、最近はずっとアマプラ映画しか見ていない僕です。今回取り上げたいのはもちろんアマゾンプライムから名作犬神家の一族。原作は『獄門島』や『八つ墓村』などでよく知られる横溝正史。正直僕は『金田一耕助シリーズ』読んだことなかったんですけど、そんな僕でも楽しめた、最高の推理エンターテイメント作品です!
あらすじ
舞台は終戦から数年たった日本。ある日、麻薬の密造によって莫大な資金を築いた財界の大物・犬神佐兵衛が死んだ。彼には3人の娘があったが、遺言状には佐兵衛の恩人の孫である野々宮珠代が遺産相続のカギを握っていることが記されていた。理解不能な遺言状の内容に振り回される犬神家。そんな中、ついに殺人が起きてしまう…。
”家族”の奇妙さを描いた作品
この『犬神家の一族』っていろんなところでネタにされてますから、観たことない人は「どんなに奇妙な一族なんだろう?」と、まるで『アダムスファミリー』を観るかのように心構えてしまいがちだと思うんですけども、『アダムスファミリー』とは種類の違う「奇妙さ」がこの映画の特徴です。というのも、映画に登場する「犬神家」は、どこにでもある普通の家庭なんです。そこに、「遺産」が絡むことによって身内を疑い始め、暴力的になり、自分を見失う。例えれば、池に「遺産」という小石を落とすだけで、「普通の家庭」は簡単に「奇妙な家庭」になってしまうわけです。また、『犬神家の一族』というタイトルからは、「所詮人間なんぞ、餌を目の前にしたら我慢のできない””と同じ」という横溝正史からのメッセージを読み取ることができるでしょう。それがこの作品の本質だと思います。スケキヨだけがこの作品のメインじゃないんです! 
チャンスがあったら是非手に取ってみてください。