100本映画

目標ー今年の夏に100本映画を見る

ヤン・デ・ボン(1994)「スピード」

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 今回はオランダ出身で松田優作の「ブラックレイン」などで撮影監督を務めた後、映画監督に移行したというヤン・デ・ボン監督作品「スピード」。またちょっとキアヌ観たくなったので観てみました。

 他の出演陣も地味に豪華です。「ゼロ・グラビティ」のサンドラ・ブロック、「イージーライダー」のデニス・ホッパーデニス・ホッパーってこんな”普通”の役もできるんですね。

 こういういわゆる「B級低予算映画」って頭を空っぽにして何も考えずに観るのが一番なんですが、この映画におけるマスコミの描き方について、日本のマスコミにも当てはまる何か普遍的なものを感じたのでここに書いておこうと思います。

 この映画は、警察官キアヌ・リーブスと爆弾魔デニス・ホッパーの対決を描いたもの。「時速80キロ以上で走り続けなければ爆発する」ように仕掛けられたバスに乗り込み、乗客を助けだそうとするキアヌですが、バスから逃げようとする乗客の一人が爆発によって死ぬと、マスコミの報道によって彼の行動がデニスに筒抜けになっていることに気づくわけです。そこでキアヌはマスコミに「カメラを止めろ!!」と叫ぶ。このシーンから、なんとなく監督が言いたいことがわかる気がするんです。もちろんマスコミ側にも彼らなりの正義がありますので、どちらが正しいとは断言することはできません。しかしながら、行き過ぎた報道精神は時として暴力になる。最近のマスコミのやり口に対してそんなふうに僕は思うわけです。

 あと、映画の内容とは関係ないですけど、キアヌの髪型ってもうちょっと長めのほうが良かったんじゃないかなって思います。この映画の短髪も悪くないですけどね。